11月24日に見た夢

中世ヨーロッパの様な石垣のテラスの上で、裸で陽気な男達が踊っていた。

細い体をクネクネと、意味不明の動きをしながら飛び跳ねていた。

「きっとコイツらは精神病患者だろう」僕は思った。

いやいや、そういう考えは良くない。精神病患者の中にも色々な人がいるのだし、何より彼等をそうだと決めつけるのは良くない。

4、5人の男達は裸足でペタペタと僕の周りを動き回っている。

なんだ?コイツらは?

ナウシカのマンガに出てきたような風貌をしている。


「『犬』だよ」と『カレ』は言った。

犬?いや、彼等は人間だ。

その時、『カレ』が動かしたのであろうか、ウィィィ…と古い機械が動く音がした。

料理を運ぶようなエレベーターが在った。この古い建物からすると、後でこの建物に住んだ人が付け足したのだろう。だがその料理用エレベーターの鉄のドアもだいぶ赤錆が付いていた。

ドアが開くと、中から女が出てきた。

汚い布をまとった女は、その場でくたりと横になった。


「きっと男達はあの女を犯すんだろう」僕はそう思った。



男達は女に近寄り、


その布を剥ぎとり、


尻を掴み、


食べた。